Pretty KimonoのdForce使用例を書きます。
dForceを使ってみたい人の参考になれば、うれしいです。(^^)
モデルはVivyちゃんで、Pretty Kimonoを着てもらってます。
なお、インナーには、dForce G8FL Lingerieのおぱんつを着用しています。
この例では、左の寝そべるポーズを使用しますので、メニューバーのCreate>New Primitive で、5m四方のPlaneを配置してます。
dForceシミュレーションを使う場合、初期ポーズで、体などがdForce服を突き破ってないようにすることが大事です。
お尻が破けていたので、KimonoのAdjustモーフで修正しました。
Pretty Kimonoは、シミュレーションで、前をはだけることができるように、前合わせが分離してあります。
シミュレーション時にひっかかる場合は、FrontOpenモーフを適用すると、前がはずれやすくなります。
Sceneタブで、KimonoのdForce Modifier Weight Nodeを選択し、ToolSettingタブでNode Weight Map Brushを開きます。
Influence Weightsを選択すると、現在のマップが表示されます。
赤い部分が、シミュレーションの影響を受け、青、色なしが、影響を受けにくい、または受けません。
つまり、Pretty Kimonoのデフォルトでは、前合わせと胸部分が、シミュレーションの影響を受けないようになってます。
そこで、このように、ウェイトマップブラシで塗り塗りしました。
ブラシは、通常赤く塗り、Altキーを押しながら塗ると青く塗れます。
ぼかしは、右横のスムースブラシを使います。
胸部分は、青くして、シミュレーションで、はずれないようにしました。(^_^;)
Timelineで20フレームに移動して、ポーズを適用しました。
dForceでは、調整しやすいアニメーションを使用するのがよいです。
ちなみに、爆発する場合ですが、大抵、体の一部分(腕や指、小道具など)が、dForce服を急激に突き破ってしまうと発生します。
このため、シミュレーションしてる間、体などがdForce服に干渉しないように、ポーズを調整するとよいです。
どうしても干渉させたい場合、ぎりぎりのポーズまでシミュレーションして、その後ポーズで調整してます。
中に着ているおぱんつもdForceで、dForceの2枚重ねですが、ちゃんと動作するようです。
シミュレーション中の重なりの順序を保てば、いいようですね。
ただ、問題なのが、おぱんつのリボン(小道具扱い)です。
これがひっかかる場合には、上図のように、Visible in SimulationをOffにすると、シミュレーションの対象からはずせます。
あるいは、上図の髪のように、非表示にしてもいいです。
シミュレーションの設定は、私の場合、大抵このようにしています。
Start Bones From Memorized Pose>Off、Frame To Simulate>Animated(・・・)、Collision Mesh Resolution>Viewport、Collision Mode>Bestです。
実際にシミュレーションしてみて、うまく前がはずれない場合など、服のFriction(摩擦)を下げるのもありです。
シミュレーションした結果がこちらです。
服が破けたりしていた場合、Adjustモーフなどで修正します。
ポーズをつけた20フレーム以降で、好きなフレームに移動するのもよいです。
髪を表示してポーズをつけました。
dForceは、時間がかかりますが、とても自然な仕上がりになります。
DAZのツール「dForce Magnet」を使うと、さらにバリエーションが増えます。
いろいろ遊んでみると楽しいですね。(^^)